-必要な物-
・適度に締め付けるサポーターorコルセット。(特に膝、腰)
・具合の良い椅子、クッション。
・少しの根性と忍耐。

-サポーターorコルセットについて-
起きてから寝るまで着け続ける感じで患部にキツめに巻きます。
サポーターは「筋肉の衰えをカバーする物」では無く「筋肉を鍛えることをサポートする物」と考えます。

「作用と反作用の法則」を考えれば明らかで、患部をキツく巻いてやれば患部の筋肉が勝手に押し返すので、勝手に筋肉はつきます。そのためキツめに巻きますが、加圧式トレーニングみたいにはキツく巻きません。軽めのキツめです。

加圧式トレーニングのように見えますが、加圧式は「血流を抑制して素早く酸欠の状態を作り効果的に筋肉にダメージを与える」のが目的ですが、こちらは「日常生活での負荷を勝手に少し増やすこと」が目的なので、あんなにキツいことはしませんし、そもそも人間キツいと続きません。苦しければいつでも緩めたり、外したり、適度に湿布を貼ったり、とにかく患部をいたわります。筋肉痛も起きません。筋肉痛が起きたらオーバーワークだと思って、より軽めの運動を意識して回復するまで休みます。無理したらすぐに休みます。

目標は「サポーターorコルセットの代わりの筋肉をつけること」です。

-椅子について-
いい姿勢を保つのは重要です。悪い姿勢は確実に首、膝、腰を痛めます。

人間、立っているのがベストな状態ですが、足が疲れるので、やっぱり椅子に座ります。椅子に座って足が疲れるのは論外です。

いい椅子とは、はっきり言って「ゲーミングチェア」なんですが、岩のように重い(最低20kgはある)ので、身体を痛めている人(特に年配の方)には作成不可能です。そのため理想的な椅子の高さと硬さを適当に探します。

例えば、硬めの椅子に板を置いたり、高反発のクッションを、その上に置いたりしていい椅子を作ります。初期状態はクッションが、まるで無い木製の椅子みたいな物がベストです。座面は安定していた方が良いです。

いい姿勢と椅子の目安は、
・足の裏が軽く地面に着くくらい。
・時々、もたれることができる背もたれが有ると良い。
・腕を自然な高さで置けるとなお良い。

雑誌などを重ねて自分の理想の高さを理解すれば、後はホームセンターに行ったりAmazonに発注したり出来ます。気に入るまではマスキングテープなど剥がしやすい物で固定して調節しながら作ります。

一番悪い姿勢が「柔らかいソファを深く倒してオットマンに足を乗せて半眠り」の状態です。この態勢、寝たきりよりも悪い姿勢なので首、背骨、腰、膝を多分、全部悪くします。

そもそも、いい椅子は疲れないので寝落ち知らずです。

大体、座っていて「寝る」「血行が悪くなる」「腰痛が酷くなる」「座っていて疲れる」「座って、足がむくんだりしびれたりする」のは悪い椅子に座っているサインです。足を休めたいのに足が悪くなるのは、やはりどう考えても悪い椅子です。

-少しの根性と忍耐-
最後の最後にトレーニングです。

目標は「可動域を広げること」のみです。

痛みは可動域が昔より狭くなったために、以前と同じ感覚で自然に身体を動かせて出ます。老いのつらさです。

腰痛、四十肩などは典型例で、固定したら痛みは無くなりますが、どんどん悪くなります。筋肉が弱ります。

そこで、少しの努力と根性を見せます。

右利きなら理想の右ピッチャーと右バッター、左利きなら理想の左ピッチャーと左バッターの動きをものすごくゆっくり太極拳の気持ちでやります。
野球は全力でやると怪我しますが、普通に草野球をしている人は滅多に怪我しない安全なスポーツです。特に右利きの場合はピッチャーは主に右腕で投げて、左腕で身体のコントロールをし、バッターは右腕でバットコントロールをしながら左腕を大きく降るのでゆっくりやるとバランスがとれます。左利きは逆ですね。私の場合は稲尾と清原をイメージしてやりました。

太極拳を知っていればなお良いです。とにかくゆっくり行います。

ラジオ体操はあまりにハードです。人間は一般生活でジャンプする必要はありません。

コツとしては、ゆっくりゆっくりちょっと痛みが出るまで動かします。痛みが出たらゆっくりゆっくりそれまでの動作を逆回しします。

絶対に痛いのに無理して動かし過ぎてはいけません。でも、根性でおんなじ動きを何度か繰り返します。左右の筋肉のバランスが悪いと身体に悪いので、痛い方と逆の筋肉もあとで鍛えます。やっぱり、ゆっくりです。

道具はいりません、重力で充分です。ただ、シャドーピッチング・バッティングも太極拳もボールの動きや相手の動きをイメージしながらやらないと、ラジオ体操以下の損な運動になってしまうので気をつけましょう。特に太極拳は弱い力で相手を倒す、ものすごく強い武術で明らかに少林寺拳法より無理が無いので非常にお勧めです。Youtubeで検索したら出てきます。積極的にマネしましょう。

慣れてきたらラジオ体操の痛い動きを超ゆっくりでちょっと痛みが出るまでやります。ちょっと痛かったら引き返しますが、自分の限界に挑戦しないとまるで意味が無いので忍耐します。

やり過ぎはいけませんし、運動をやった後は湿布、ローション、お風呂など自分に合った方法でケアします。

私はこれで四十肩を直しました。

-応用-
これの応用で私は背骨を延ばしている最中です。私の背骨はS字に湾曲していたので、前後、左右、ナナメ、回転の動きを最初はゆっくりやりました、ゴリゴリ骨の音がするのでちょっとでも痛くなったら即ストップです。でも、根性で逆回転をちょっと痛くなるまでの動きを繰り返しをしました。

何だか姿勢が良くなって背まで伸びました。今はけっこうヌルヌル身体が動きます。身体が硬いのは相変わらずですが、実生活で身体の硬さで困ることはまず無いので気にせず椅子に座って上半身を動かします。80分で8000字くらい書けるようになりました。私はパームレストを使わずに上腕を浮かせてタイピングするため結構、自分に必要な筋肉が鍛えられます。超便利。

-最後-
最終到達地点は「長く歩ける身体作り」です。
私みたいに時速6.5kmで歩くのも修行ですし、いろんな筋肉を意識しながら時速4km以下で歩くのも、やはり修行です。

大股で歩くのは良いですが、速度を落とすために小股で歩くのはいけません。そんな歩きでは筋肉がつきません。

小股で速く歩くのは、ふくらはぎから下を鍛えるのに良さそうですが膝に少し悪そうです。

基本的に、ゆっくりした動きでなめらかに動きましょう。ゆっくりした動きの早回しはいくらでも出来ます。

おわり o(*’∀’*)ノ))

コメント

まるこ
2020年4月26日17:34

詳しいご説明ありがとうございました。真似てみます。

naochan
2020年4月26日17:52

読みながら、思わず姿勢をただしました(笑)

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