難しい話にスマホの翻訳アプリを使っては絶対にいけない話。
2020年4月8日 日常今週のダンス☆ダンス☆ダンスール 第150幕 で、、主人公、潤平はついに憧れの元バレエダンサーで今は義足のブランコ師匠に認められ、ついに声をかけてもらいます。
https://power-shower.com/dansudansudansuru-netabare-150
上のリンクの方が感じる感想が「普通」ですが私は違います。(+・`ω・´)キリッ
上のリンク先を読んでから下の私の解釈を読むと、
笑わざるを得ません。
とりあえず、ブランコ師匠はスマホを使って
「What do you think of the story of Don Quixote?」
翻訳アプリに話しかけて、『あなた、『ドン・キホーテ』をどう物語と考えている?』と翻訳されたのを潤平に見せます。
「いきなり誤訳です」
今後、二人の間でコミュニケーションエラーが多発する事を前提で読んでいきます。
なにせ
「ブランコ師匠はアルゼンチン出身なので英語が苦手」
という設定で読んでいきます。
ブランコ師匠はスペインの歴史を語った上で「ドン・キホーテ」とフラメンコについて語ります。
潤平は「……I didn’t know…」と「ビリッ」と言う擬音付きで含みを持たせて答えます。
訳します。
これは、「ドン・キホーテ」の背景を当然知っている潤平が「……昔は知らなかった……(けど、今は知ってるぜ。)」と切れたのです。(少なくともブランコ師匠はそう受け取ります。)
潤平は憧れのブランコ師匠にいきなり敵意むき出しです。そこにブランコ師匠は間違った英語でこう言います。
「The genuine flamenco is blood pumping.(本物のフラメンコは出血多量です。/blood pumpingはふつうkeepやgetと一緒に使うので、頑張って私なりに訳しました。)」
ブランコ師匠は続けます。
「血と汗と涙、そして土埃のにおいがする。闘牛士(Bullfighter)もそう。そして『ドン・キホーテ』も同じにおいがしてもいいはずだ。血なまぐさくしろ、暗くしろ、というわけではない。バジルという男の人生を、それを取り巻く空気を、そこに至るまでの全てを、光と影も語るべきだと言いたかった。」
潤平は必死で考えます「なんでスペインに詳しいブランコ師匠がマタドール(matador=主役の大トリを飾る牛にとどめを刺す闘牛士)ではなく、わざわざ(前座の)闘牛士(Bullfighter)」を使ったのか? と言う問題です。かなり気にかかる問題ですが、スペインの歴史に詳しい潤平は必死で答えを探した結果このような結論に至ります。
「血と汗と涙、そして土埃のにおいがする(=主役の闘牛士でないので茶番劇を演じて負ける)。闘牛士(Bullfighter)もそう(主役でないので闘牛に負けるのは当たり前です)。そして『ドン・キホーテ』も同じにおいがしてもいいはずだ(『ドン・キホーテ』も茶番劇として演じます)。血なまぐさくしろ、暗くしろ、というわけではない(=やっぱり茶番です)。バジルという男の人生を、それを取り巻く空気を、そこに至るまでの全てを、光と影も語るべきだと言いたかった。(バジルという男の人生を闘牛において八百長で負ける男の心境で踊らなければなりません。)」
ブランコ師匠は凄い人なので、やはり難題を出してきます。
潤平は「ビリビリ」と感じつつも言葉がすり抜けていくのを潤平は不安に感じます。
「スマホの翻訳アプリ」で、しかも「間違った英語を使っている」から必然的にコミュニケーションエラーが発生しました。仕方ないですね。
ブランコ師匠にバレエを少し見てもらえることになりましたが、大変です。
潤平は「血(負ける)……汗(格闘はしなくてはならない)……涙(八百長で負けるのは悔しいですね)……土埃(地面にわざと倒れなければなりません)……」を意識した上で踊ります。
少し踊ったあと、ブランコ師匠の細かい指導が入ります。そしてブランコ師匠はダメ押しします。
「Wow…such a blue sky!(なんて青い空なんだ!)」
潤平は閃きます。
「そう、そう感じたんだ、バジルはっ……結婚式、その時、歴史が刻まれた(必然的にバジルの敗北の歴史が刻まれました。バレエは奥が深いです。)乾いた大地の上に……広がる青い空――を、見たんだ……(八百長で負けた後の青い空は、かなり複雑な心境で見なければなりません。)」
この後も話は続くんですが、私の読み方をすると
コミュニケーションエラー連発です。
ぜひこの視点でネタバレを楽しんで下さい。
次号潤平はどんな「バジル」を踊るのか必見です。
当然私はしばらくの間、普通の視点には戻れなくなりました。
もはやシュールなバレエギャグ漫画として楽しみます o(*’∀’*)ノ))
https://power-shower.com/dansudansudansuru-netabare-150
上のリンクの方が感じる感想が「普通」ですが私は違います。(+・`ω・´)キリッ
上のリンク先を読んでから下の私の解釈を読むと、
笑わざるを得ません。
とりあえず、ブランコ師匠はスマホを使って
「What do you think of the story of Don Quixote?」
翻訳アプリに話しかけて、『あなた、『ドン・キホーテ』をどう物語と考えている?』と翻訳されたのを潤平に見せます。
「いきなり誤訳です」
今後、二人の間でコミュニケーションエラーが多発する事を前提で読んでいきます。
なにせ
「ブランコ師匠はアルゼンチン出身なので英語が苦手」
という設定で読んでいきます。
ブランコ師匠はスペインの歴史を語った上で「ドン・キホーテ」とフラメンコについて語ります。
潤平は「……I didn’t know…」と「ビリッ」と言う擬音付きで含みを持たせて答えます。
訳します。
これは、「ドン・キホーテ」の背景を当然知っている潤平が「……昔は知らなかった……(けど、今は知ってるぜ。)」と切れたのです。(少なくともブランコ師匠はそう受け取ります。)
潤平は憧れのブランコ師匠にいきなり敵意むき出しです。そこにブランコ師匠は間違った英語でこう言います。
「The genuine flamenco is blood pumping.(本物のフラメンコは出血多量です。/blood pumpingはふつうkeepやgetと一緒に使うので、頑張って私なりに訳しました。)」
ブランコ師匠は続けます。
「血と汗と涙、そして土埃のにおいがする。闘牛士(Bullfighter)もそう。そして『ドン・キホーテ』も同じにおいがしてもいいはずだ。血なまぐさくしろ、暗くしろ、というわけではない。バジルという男の人生を、それを取り巻く空気を、そこに至るまでの全てを、光と影も語るべきだと言いたかった。」
潤平は必死で考えます「なんでスペインに詳しいブランコ師匠がマタドール(matador=主役の大トリを飾る牛にとどめを刺す闘牛士)ではなく、わざわざ(前座の)闘牛士(Bullfighter)」を使ったのか? と言う問題です。かなり気にかかる問題ですが、スペインの歴史に詳しい潤平は必死で答えを探した結果このような結論に至ります。
「血と汗と涙、そして土埃のにおいがする(=主役の闘牛士でないので茶番劇を演じて負ける)。闘牛士(Bullfighter)もそう(主役でないので闘牛に負けるのは当たり前です)。そして『ドン・キホーテ』も同じにおいがしてもいいはずだ(『ドン・キホーテ』も茶番劇として演じます)。血なまぐさくしろ、暗くしろ、というわけではない(=やっぱり茶番です)。バジルという男の人生を、それを取り巻く空気を、そこに至るまでの全てを、光と影も語るべきだと言いたかった。(バジルという男の人生を闘牛において八百長で負ける男の心境で踊らなければなりません。)」
ブランコ師匠は凄い人なので、やはり難題を出してきます。
潤平は「ビリビリ」と感じつつも言葉がすり抜けていくのを潤平は不安に感じます。
「スマホの翻訳アプリ」で、しかも「間違った英語を使っている」から必然的にコミュニケーションエラーが発生しました。仕方ないですね。
ブランコ師匠にバレエを少し見てもらえることになりましたが、大変です。
潤平は「血(負ける)……汗(格闘はしなくてはならない)……涙(八百長で負けるのは悔しいですね)……土埃(地面にわざと倒れなければなりません)……」を意識した上で踊ります。
少し踊ったあと、ブランコ師匠の細かい指導が入ります。そしてブランコ師匠はダメ押しします。
「Wow…such a blue sky!(なんて青い空なんだ!)」
潤平は閃きます。
「そう、そう感じたんだ、バジルはっ……結婚式、その時、歴史が刻まれた(必然的にバジルの敗北の歴史が刻まれました。バレエは奥が深いです。)乾いた大地の上に……広がる青い空――を、見たんだ……(八百長で負けた後の青い空は、かなり複雑な心境で見なければなりません。)」
この後も話は続くんですが、私の読み方をすると
コミュニケーションエラー連発です。
ぜひこの視点でネタバレを楽しんで下さい。
次号潤平はどんな「バジル」を踊るのか必見です。
当然私はしばらくの間、普通の視点には戻れなくなりました。
もはやシュールなバレエギャグ漫画として楽しみます o(*’∀’*)ノ))
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