ご意見ありがとうございます。m(_ _)m
秘密日記でやりたいところですが、相互リンクが切れているようなのでこのような形で反論させていただきます。

あんぽたん 2020年3月29日18:08
コロナの件では色々調べていらっしゃるようですが、消毒用のアルコール濃度は70パーセントないと新型コロナには効かないそうですよ。
だからネットショッピングのアルコールジェルなど70パーセント切ってるものが多く残って売られてます。


ドアノブとか物は限定されるけど、ハイターなどの次亜塩素酸ナトリウムだっけ それを薄めて使っても効果あるとのことでした。
(ハイターなどの件はネットで薄め方や使い方などを調べてください。)

まるこさんもアルコール度数の件はもうご存じでしょう?


なるほどなるほど、なんとなく正しそうに見えますが
間違えています。
反論始めます。 (`・д・´)キリッ ←結構本気。

>コロナの件では色々調べていらっしゃるようですが、消毒用のアルコール濃度
>は70パーセントないと新型コロナには効かないそうですよ。
確かに、厚生労働省医政局経済課も70%~83%のエタノール(アルコールの内で安全に飲めるやつです。いわゆるお酒です)を手指消毒用エタノールの代替品として3/24日に確かに医療機関等に勧めています。(https://www.google.com/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwjtt9DI-r_oAhUBZt4KHaOCADEQFjAAegQIAxAB&url=http%3A%2F%2Fwww.hospital.or.jp%2Fpdf%2F15_20200324_01.pdf&usg=AOvVaw2UO6xEMs1GdO6EP1VvPKTm

しかし、この濃度のエタノールには大問題があります。使用と管理が素人には難しいのです。感染症情報センターのSARS対策のページ(https://www.google.com/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwjek4zu_b_oAhUN-2EKHZTsBRwQFjAAegQIBBAB&url=http%3A%2F%2Fidsc.nih.go.jp%2Fdisease%2Fsars%2Fdesinfect04a.html&usg=AOvVaw0mJDKvaYkD07kKZjn1Gtkq)の「2. 加熱滅菌不可能なもの」のところにしっかりこう書いてあります。
(イ) 消毒用エタノール(約80%):
・人体に対する毒性が少なく、手指の消毒などに適している。ただし、密閉した容器に保存しないとアルコール分が蒸発し、濃度が保たれないため効果が激減する。

・脱脂効果のため皮膚が荒れることがあるので、スキンケアが重要である。

・粘膜面には使用できない。アルコール系消毒剤として、イソプロバノール(70%)が使用されることもあるが、ウイルスに対する効果はエタノールより劣っている。 

・手指の消毒には速乾性皮膚消毒剤(例:商品名ウエルパス、ヒビスコールなど;塩化ベンザルコニウム又はグルコン酸クロルヘキシジン、エタノール、界面活性剤、湿潤剤含有)の利用頻度が高い。

・血液などが付着している場合などには、内部まで届かないことがあり洗い落とす必要がある。

・引火性があるので、取り扱いに注意が必要であり、広範囲な噴霧には向いていない。また、消防法での規制がある。

基本、密閉しないといけないし、手荒れもする(手術に臨む医者や医療従事者等は手荒れを気にしない)引火性もあり大変危険です。twitterのまとめにこんなの(https://togetter.com/li/1473394)がありました。世の中、便利ですね。

>だからネットショッピングのアルコールジェルなど70パーセント切ってるもの
>が多く残って売られてます。
売れ残っているなら、ぜひ買って下さい、店舗経営の方に特にお勧めです。
ただ、石鹸を上回る効果は期待できないので気休めです。が、お客さんに、ジェルでない高濃度のアルコールを勧めて手荒れを起こしたり、引火したりしたら一大事なので、外から来たお客さんからのクラスター感染をどうしても防ぎたいなら手を石鹸で洗ってもらうのが本当にお勧めです。(安くて効果的です。)

>ドアノブとか物は限定されるけど、ハイターなどの次亜塩素酸ナトリウムだっ
>け それを薄めて使っても効果あるとのことでした。
>(ハイターなどの件はネットで薄め方や使い方などを調べてください。)
私のこのブログの2020/1/30のエントリーの最後で、すでに次亜塩素酸(https://57119.diarynote.jp/202001301133399220/)については触れています。

ただ、次亜塩素酸も結構危険な薬物(漂白剤)なので慎重に扱って下さい。持ち家の方は良いですが、賃貸の方は下手に使って据え付けられた物(ドアノブとか)の色が変わると確実に、敷金礼金が飛んでいきます。

どうしても殺菌したいなら中性洗剤を薄めて塗って、そのあと乾拭きして殺菌するほうが(経済的にも)安全です。

>まるこさんもアルコール度数の件はもうご存じでしょう?
あんまり煽らないで下さい。あなたの生半可な知識の方がよっぽど危険です。

ネットの波の中で正しい情報を見分けるのは大変です。


私の記事が信じられないなら、
現状では、朝のワイドショーで「とくダネ!」に出演されている

社会学者の古市憲寿さんや

国際政治学者の三浦瑠麗さんのほうが

怪しげな医療ジャーナリストより正しい知見を持っています。

実に不思議な状態です。

まあ、どちらも全体を扱う学問なので当然ですが。

┐(´∀`)┌ヤレヤレ ツカレタナー

さようならo(*’∀’*)ノ))

Raueでした。

コメント

Raue
2020年3月30日6:44

大阪大学医学部附属病院の感染管理マニュアルでも、消毒用アルコール(濃度80%くらい?)は、電気メスでの引火に気をつけたり、小児科などでは患者に吸わせないよう気をつけたりとプロでも慎重に扱う危険物なのです。

しかも、直腸体温計(使い終わったら汚いですよね)の消毒に使えるほど強烈です。

普通の人は濃度50%もあれば、(それなりに)納得の除菌が出来ます。
○参考資料
https://www.hosp.med.osaka-u.ac.jp/home/hp-infect/file/manual/d-1.pdf

Raue
2020年3月30日7:13

しかも日本感染症学会が作ったpdfも載せておきます。
MRSA(メシチリン耐性黄色ブドウ球菌 身体が弱った手術後に敗血症で死ぬやつです。普通の抗生物質が効かないので手遅れになりがちです)の殺菌だって、
「消毒用エタノールでアルコール綿を作製し密封容器に入れ,毎日1分間開放した後,その1枚からアルコールを分離して殺菌効果を調べたところ,14日間経過したアルコール綿は,MRSAを30秒で殺菌できることを確認しています.この時点でのエタノール濃度は43v/v%.」と書いてあります。
プロが密封して1日1分しか蓋を開けなくても(これは厳重管理です)80%から43%まで落ちるのですから、素人が高濃度の消毒用エタノールを入手しても持て余すのは確実です。


○参考資料
https://www.google.com/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwj8md2P1MDoAhWVF4gKHQxrCGwQFjAAegQIAhAB&url=http%3A%2F%2Fwww.kansensho.or.jp%2Fsisetunai%2Fkosyu%2Fpdf%2Fq020.pdf&usg=AOvVaw2_J_cvnRDrDuQCuAF5LlDa

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