電磁波が怖い人へのアドバイス
2020年3月26日 ライフハック世の中には電磁波の悪影響を恐れている人が、やたらと多いので簡単に書いておきます。ただ、結構長めです。
電磁波とは何もない真空(本当は『空間』がある)の中を伝わってくる、
「何だか凄そうな波」の総称です。
(↑かなり大雑把ですが普通の人は、これくらいの認識で良いです。)
さて、電磁波には波長の長さにより種類があります。見てみましょう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E7%A3%81%E6%B3%A2#%E7%A8%AE%E9%A1%9E
ガンマ線から極超長波まで色々ありますね。順に追っていきます。エネルギーが大きい順です。簡単に言うと、ヤバい順です。
ガンマ線:放射性物質が崩壊したときに出る放射線の中で一番遠くまで届くヤバいやつです。こいつとX線以外の放射線は粒子なので、ひとまずおいておきます。(需要が有ったら書きます。)多く浴びると死にます。有名ですね。
ただ、これを使わないと、ガンの放射線治療が体外から出来ません。使いようです。
有名どころだと、みんな大好きキュリー夫人が見つけたことで有名なラジウムが崩壊する過程で出ます。
トリビアとしては、キュリー夫人はラジウムを生成するために若い女工さんをいっぱい殺したマッドサイエンティストで、理系的には、よいこがマネしちゃいけない悪い奴なんですが、一般には、なぜか偉人で通っています。かなり無念です。
X線:レントゲンとかCTとかで使うやつです。いっぱい浴びると死にます。でも有効活用しないと、もっと人が死にます。使いようです。
紫外線:日焼けします、火傷します、ガンにもなります。ただ、お手軽に殺菌するのに便利です。日焼けサロンでも使います。使いようです。
可視光線:人間が見える範囲の光です。これがないと何も見えません。ただ、やっぱり、強い光を浴びたり見たりすると、死んだり、失明したりします。
適度に浴びて下さい。
赤外線:みんな大好き赤外線です。まあ、熱をよく伝えます。身体に良さそうなイメージだけありますが、使い方を誤ると低温火傷や火事を起こして人が死にます。逆に気をつけて下さい。
電波:人が扱いやすい、周波数が0.3THz以上3THz以下の電磁波を便宜上「電波」と呼びます。法律で決まっています。この先の波は楽勝で身体を突き抜けます。
ここから先は基本的に電波の仲間です。ここらへんが無いと現代文明が成り立ちません。なんとなく有って良かったねと言うレベルです。
トリビアとしては理系の仲間内では「我々の子供は女の子が多い」と、なんとなく体感していますが、一般の人たちが男の子を大量に供給してくれるため、実際のところ、あまり気にしていません。理系の夫婦だと「産み分け」とか言ってSEXの前にチ○コをテレビの前でブラブラさせたりします。これが身を削った理系ギャグです。いろいろ本当に良かったね。
マイクロ波:電子レンジで使うやつです。水の固有周波数が、たまたまここに有りました。レンジでチンすると食べ物が温まるのはそのためです。特定の周波数(あるいは波長)さえ避ければ、安全の内です。電子レンジは適切な網目の金網で回りを覆ってあります。そのためマイクロ波は外に漏れません。世の中、うまく出来ています。
超短波:FMラジオが有名です。便利です。ただ、遠くに届きません。
短波:ここら辺からラジオで使う電波になります。競馬をやっている人なら「ラジオ短波」と聞くとなんか心がざわめきます。ただ、宇宙に届きません。
電離層で反射されるためです。でも上手く使うと世界中と通信できます。都合の良いやつです。北朝鮮の人たちは隠れてここら辺の周波数のラジオ番組を聴いて世界情勢を伝え聞いています。
中波:主に通信で使います。無いと困ります。
長波:アマチュア無線で使います。マニアがでかい鉄塔を庭に建てるのはここら辺の周波数を使って遠くの人と通信したいためです。
超長波:ここらへんになると、本当に大きなアンテナが必要になるので、特殊用途にしか使えません。潜水艦と通信したりします。
極超長波:天文学者は遠くの星の宇宙人がここらへんの周波数で我々と交信しようとしているのではないかと夢想しています。
ただ受信するために、やたら長いアンテナ(なんと長さ100km以上だ!)が必要なので、軌道エレベータを作って宇宙空間に建設するしかありません。
できれば、私が生きているうちに出来れば良いなぁ。と言うレベルです。
もはや、単なる願望です。
-まとめ-
電磁波は結局のところ電流が流れるだけで発生してしまいます。
そのため電気で筋肉を動かす地球上全ての動物は、電磁波を出しながら生きています。
熱を出す全ての物も赤外線をバリバリ出します。たき火も無理ですね。
熱を出さないもの(絶対零度)は普通、あり得ません。
熱力学の人は、冷えやすい金属を液化ヘリウムで冷やしてさらに強い強い強い電磁石で金属の原子核の向きを強引に一つの向きに整えて、頑張って絶対零度を計りました。-273.15℃です。ただし、残念なことに人間はどんな状況でも正確に計れる最強の温度計を持っていないので、本当の絶対零度が何度なのかは誰も知りません。
もちろん人間も赤外線をバリバリ出してます。赤外線カメラ(サーモグラフィー:バラエティー番組とかでよく見る、熱いところが赤白く、冷たいところが青黒くなるやつです)で、カメラで撮影できるので明らかです。
トリビアです。悪いカメラ小僧は、夏になると下着画像や裸画像を求めて、赤外線カメラを使って透け画像(薄い服の向こうの下着や裸を撮ります)を狙いに街に海に繰り出します。赤外線カメラはもはやスマホに普通についているので、ちょちょいと細工すれば撮れちゃいます。優れた技術は悪用されます。無念です。
電磁波フリーな生き方はあり得ません。
電磁波の存在は受け入れて下さい。
そんなに心配なら
死んで下さい。
電磁波から解脱する唯一の方法です。
長文を全部読んだ方はご苦労様でした。そんな、あなたは結構な電磁波マスターです。
おわり。
○参考資料
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E7%A3%81%E6%B3%A2#%E7%A8%AE%E9%A1%9E
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AA%92%E8%B3%AA
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%83%B3%E7%B3%BB%E5%88%97
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84%E6%80%A7%E5%B4%A9%E5%A3%8A
https://www.titech.ac.jp/about/stories/absolute_zero.html
電磁波とは何もない真空(本当は『空間』がある)の中を伝わってくる、
「何だか凄そうな波」の総称です。
(↑かなり大雑把ですが普通の人は、これくらいの認識で良いです。)
さて、電磁波には波長の長さにより種類があります。見てみましょう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E7%A3%81%E6%B3%A2#%E7%A8%AE%E9%A1%9E
ガンマ線から極超長波まで色々ありますね。順に追っていきます。エネルギーが大きい順です。簡単に言うと、ヤバい順です。
ガンマ線:放射性物質が崩壊したときに出る放射線の中で一番遠くまで届くヤバいやつです。こいつとX線以外の放射線は粒子なので、ひとまずおいておきます。(需要が有ったら書きます。)多く浴びると死にます。有名ですね。
ただ、これを使わないと、ガンの放射線治療が体外から出来ません。使いようです。
有名どころだと、みんな大好きキュリー夫人が見つけたことで有名なラジウムが崩壊する過程で出ます。
トリビアとしては、キュリー夫人はラジウムを生成するために若い女工さんをいっぱい殺したマッドサイエンティストで、理系的には、よいこがマネしちゃいけない悪い奴なんですが、一般には、なぜか偉人で通っています。かなり無念です。
X線:レントゲンとかCTとかで使うやつです。いっぱい浴びると死にます。でも有効活用しないと、もっと人が死にます。使いようです。
紫外線:日焼けします、火傷します、ガンにもなります。ただ、お手軽に殺菌するのに便利です。日焼けサロンでも使います。使いようです。
可視光線:人間が見える範囲の光です。これがないと何も見えません。ただ、やっぱり、強い光を浴びたり見たりすると、死んだり、失明したりします。
適度に浴びて下さい。
赤外線:みんな大好き赤外線です。まあ、熱をよく伝えます。身体に良さそうなイメージだけありますが、使い方を誤ると低温火傷や火事を起こして人が死にます。逆に気をつけて下さい。
電波:人が扱いやすい、周波数が0.3THz以上3THz以下の電磁波を便宜上「電波」と呼びます。法律で決まっています。この先の波は楽勝で身体を突き抜けます。
ここから先は基本的に電波の仲間です。ここらへんが無いと現代文明が成り立ちません。なんとなく有って良かったねと言うレベルです。
トリビアとしては理系の仲間内では「我々の子供は女の子が多い」と、なんとなく体感していますが、一般の人たちが男の子を大量に供給してくれるため、実際のところ、あまり気にしていません。理系の夫婦だと「産み分け」とか言ってSEXの前にチ○コをテレビの前でブラブラさせたりします。これが身を削った理系ギャグです。いろいろ本当に良かったね。
マイクロ波:電子レンジで使うやつです。水の固有周波数が、たまたまここに有りました。レンジでチンすると食べ物が温まるのはそのためです。特定の周波数(あるいは波長)さえ避ければ、安全の内です。電子レンジは適切な網目の金網で回りを覆ってあります。そのためマイクロ波は外に漏れません。世の中、うまく出来ています。
超短波:FMラジオが有名です。便利です。ただ、遠くに届きません。
短波:ここら辺からラジオで使う電波になります。競馬をやっている人なら「ラジオ短波」と聞くとなんか心がざわめきます。ただ、宇宙に届きません。
電離層で反射されるためです。でも上手く使うと世界中と通信できます。都合の良いやつです。北朝鮮の人たちは隠れてここら辺の周波数のラジオ番組を聴いて世界情勢を伝え聞いています。
中波:主に通信で使います。無いと困ります。
長波:アマチュア無線で使います。マニアがでかい鉄塔を庭に建てるのはここら辺の周波数を使って遠くの人と通信したいためです。
超長波:ここらへんになると、本当に大きなアンテナが必要になるので、特殊用途にしか使えません。潜水艦と通信したりします。
極超長波:天文学者は遠くの星の宇宙人がここらへんの周波数で我々と交信しようとしているのではないかと夢想しています。
ただ受信するために、やたら長いアンテナ(なんと長さ100km以上だ!)が必要なので、軌道エレベータを作って宇宙空間に建設するしかありません。
できれば、私が生きているうちに出来れば良いなぁ。と言うレベルです。
もはや、単なる願望です。
-まとめ-
電磁波は結局のところ電流が流れるだけで発生してしまいます。
そのため電気で筋肉を動かす地球上全ての動物は、電磁波を出しながら生きています。
熱を出す全ての物も赤外線をバリバリ出します。たき火も無理ですね。
熱を出さないもの(絶対零度)は普通、あり得ません。
熱力学の人は、冷えやすい金属を液化ヘリウムで冷やしてさらに強い強い強い電磁石で金属の原子核の向きを強引に一つの向きに整えて、頑張って絶対零度を計りました。-273.15℃です。ただし、残念なことに人間はどんな状況でも正確に計れる最強の温度計を持っていないので、本当の絶対零度が何度なのかは誰も知りません。
もちろん人間も赤外線をバリバリ出してます。赤外線カメラ(サーモグラフィー:バラエティー番組とかでよく見る、熱いところが赤白く、冷たいところが青黒くなるやつです)で、カメラで撮影できるので明らかです。
トリビアです。悪いカメラ小僧は、夏になると下着画像や裸画像を求めて、赤外線カメラを使って透け画像(薄い服の向こうの下着や裸を撮ります)を狙いに街に海に繰り出します。赤外線カメラはもはやスマホに普通についているので、ちょちょいと細工すれば撮れちゃいます。優れた技術は悪用されます。無念です。
電磁波フリーな生き方はあり得ません。
電磁波の存在は受け入れて下さい。
そんなに心配なら
死んで下さい。
電磁波から解脱する唯一の方法です。
長文を全部読んだ方はご苦労様でした。そんな、あなたは結構な電磁波マスターです。
おわり。
○参考資料
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E7%A3%81%E6%B3%A2#%E7%A8%AE%E9%A1%9E
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AA%92%E8%B3%AA
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%83%B3%E7%B3%BB%E5%88%97
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84%E6%80%A7%E5%B4%A9%E5%A3%8A
https://www.titech.ac.jp/about/stories/absolute_zero.html
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